フィルムの小キズ・糸くずチリの除去

 実際にネガフィルムをスキャンしてみると、フィルムの表面に本当に小さな糸くず・チリが付着していることがあります。

 

 これはブロアーでも除去できないです。

 アルコールでゴシゴシして大丈夫なのかも心配です。リスク大きいのでやりません。

 

 おそらく、表面の色素をカビが食い荒らしガッチリ食い込んでいるので無駄な抵抗だと思います。

 

 

 これを解決するために、フォトワークスのフィルムスキャンでは赤外線照射によりチリだけを判別してそれを画像処理で除去しています。

 これは、経年劣化したネガの小キズだらけの場合にも効果があります。

オプション料金で写真画像の修復する場合

 通常は小さなホコリやキズはフィルムスキャンの作業中に除去することができます。

 

しかし、とても大きなキズや汚れはできないこともあります。その場合は、追加料金をいただき、写真画像の加工ソフトで、ある程度まできれいにします。

 実際の実例をご覧ください。※料金は個別見積もりします。

 

 

世界遺産屋久島の風景写真の写真修復作業

一応保管してあった段ボール箱から出てきたスライドをデジタル化しました。

フィルムスキャンすると、この状態でした。

 

  • 右端の黄ばみ、おそらくカビ
  • 空に大きな白い点々、カビと塵

色の補正以前に致命的な状態でした。

大幅な修正をせずに、カビと塵の目立つところを除去しました。

 

 

 

スキャン後、無修正の状態(キズ、汚れ)
スキャン後、無修正の状態(キズ、汚れ)

 

 とても、沢山の傷があります。

 

キズとダストの除去作業
キズとダストの除去作業

ソフトウエアの技術で、汚れ部分だけを浮き立たせて、一つづつ取り除きます。

 

汚れの点々は数百以上あると思われ、30個ほど除去したところです。

 

◯印のところです。

すべて、手作業によるものなので、とても手間と技術が必要です。

(この技術は「ほくろ」や「にきび」にも使えますね!)

 

 

ぐりフィック加工により修復をした状態(キズ、汚れ)
ぐりフィック加工により修復をした状態(キズ、汚れ)

この写真が修復後の状態です。

 

費用と効果を考えると、これぐらいが納得できるラインだと思います。

 

今は二度と登れない屋久島の山、大切な思い出を映像として蘇らせたことに大変喜んでいただきました。

 

右端の黄ばみは

 

  1. バッサリとトリミングでカットする
  2. そのまま黄ばんだ状態で置いておく

 

2つの選択肢のうち、後者を選ばれました。やはり、縦横比率を維持することも大事です。

 

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